「重力」 助けてくれ 歩けないんだ そこに見える すぐ近くなのに なんでだよ どうしたんだ からだがおもくてうごかない!! やりたいことは たくさんあるが とりたててほしい ものはない もうどうだって いいけれど たったひとつ かなうなら しにたい!! なんにもぜんぶ おいてきたはずさ ゆめもきぼうも なにもない 手を伸ばした 覚えはないぜ ぜんぶあそこに すてたんだ しにたい!! 何かのために 生きるなんて無理 今日のことだけ かんがえてきた 後悔だって してないさ 今日で全部が 終わるんだ ぼくの乗ってる葉っぱ 高く上がっていく 知らない間に乗せられた 端も見えない木 この葉っぱがポロッと取れてぼくと一緒におちて行け だけど 押し出してくれ 進めないんだ 両手は何も 探ってないのに なんでだよ どうしたんだ からだがおもくてうごかない!! なんにもぜんぶ おいてきたはずさ とももかぞくも なにもない 誰かを背負った 覚えはないぜ だれもぼくを しらないんだ しにたい!! 誰かのために 生きるなんて無理 自分のことだけ かんがえてきた ひとりでだって さびしくないさ 自分のことは どうなってもいい ぼくの乗ってた列車 長く走っていく 知らない間に乗せられた 先も見えない線路 この車両がポロッと取れてぼくだけ置いて行ったんだ だけど 助けてくれ 歩けないんだ 両手は誰も ささえてないのに なんでだよ どうしたんだ からだがおもくてうごかない!! 自分のふこうをことこまやかに せつめいするよゆうはあるが 手を伸ばした覚えはない 何か背負った覚えはない 知らない間に背負っていた ぼくを襲う太陽と重力