あるところにおじいさんとおばあさんが暮らしておりましたおじいさんはうつびょうでした。

ある日おばあさんが夕飯の仕度をしていると公園でブラブラしていたはずのおじいさんがあわてて帰ってきていいました

「おばあさんおばあさん、たいへんだ。竹の中から赤子が」

あばあさんは「これはまずい」とおもっておいしゃさんを呼びました。おいしゃさんがくるあいだじゅうもおじいさんはしきりにもものはなしをしています。

ももがどうしたというのでしょう?食べたいのでしょうか。残念なことに二人には桃を買うだけのお金はありませんでした。