さかな 概念を伝えるにはさまざまな方法があるけれど、どれも完全に伝えることは出来ない。「僕のシュークリームがあってそれは普通しぼんでいたり膨らんでいたりする。そのシュークリームがそのときはしぼんでいて、しぼんでいたのだけど急に張り裂けてしまった。シュークリームは僕の頭上にあったので、中身が頭に落ちた。クリームとかイチゴシロップのようなものが髪の毛をべとべとにしているのが頭皮の感触でわかり、ひたいやくびを伝ってきたことで確かな冷たさを感じた。というのは途中経過で、つまりシュークリームが張り裂けたのだけど、その張り裂けたシュークリームがもう一度再構成したかあるいはそのシュークリームが作られたのと同じ工程でつくられたどこかにある別のシュークリームが飛んできたかして、もう一度張り裂けたかあるいはいまにも張り裂けそう」というようなことを言っても理解してもらえない気がする。そこで概念に至る因果を見てみよう。産まれた僕が乳などを吸いながら育ち走るのが良い事だと景色をかっ飛ばしあにがいたが牛乳に溺れて死んだ。ロトコルはこんにゃくが好きなおさんの好きな猫でいつか「ロトコルがおさんに食われたらどうする」と話した。今日も話すつもりです。「ロトコル食べられたら危険だから僕のところへこいよ」なぜか呆然としてロトコルの顔を僕は。赤い舌がいつもりよきたないからずっと話したくなくなった。ロトコルは僕よりおさんが良いのだ。挨拶するときの別れるのに必要なものがすぐ出来なかった。そうそれは11月のことでした。「きょうはあめがふるなあ」ロトコルが言ったんだよ。僕じゃないよ。雨が降ることは知らなかった。ただ朝まだ晴れていた時このあとすくなくとも明日までにあめがふると思ったので降雨着を用意した。僕は別段言うこともないなぜならそれはロトコルがふざけているとぼくがおもっていてぼくはさらにロトコルは僕がふざけていると思っている気がするから何か言っても面倒くさいだけだし別れの言葉も思いついた今。「僕は行くよ」先に後姿を見せたかったので急いだ。窓から出るときにロトコルが何か言ったけど聞こえない。間に合わない。前足を舐めた。身体が痛くなった。なぜだろう?僕は窓から出たことを忘れて前足(右)を舐めたので落ちました。落ちたので痛くなったのです。ころころ回ってすこし汚れた。見ると少しじゃない。僕はこの天気予報なのに川へ行く気になったのです。以上。放った伏線の処理なんて知らないよきみに任せるよきみのしごとだし君こういうのとくいだろだからきみがなんとかしてくれ